ローンにも種類がある
今回はローンのお話をしたいと思います。
ローンと言ってもいろいろあります。
住宅ローン・自動車ローン・教育ローンなど、
人生において大きなお金がかかるときに利用するのがローンです。
「ポンッ」とお金を出せるのが一番いいのですがそんな人はごく僅かです。
私も住宅を購入するにあたって住宅ローンを組むことになりました。
今回は住宅ローンを選ぶにあたって考えたことを紹介したいと思います。
変動金利?それとも固定金利?
住宅ローンを借りるにあたって一番気になるのが「金利」ですよね。
金利重視で見ていくとネット銀行が上位に上がってきます。
変動金利で0.4%程度と非常に低く魅力的です。
店舗型の銀行の金利を見てみると期間固定金利3年で0.5~0.6%と少し高くなっています。
ここで変動金利と固定金利の説明を簡単にしておきます。
変動金利 | 期間固定金利 | 全期間固定金利 | |
金利 | 安い◎ | 少し高い△ | 高め× |
金利見直し | 半年 | 3年・5年など | 全期間固定 |
返済額の変動 | 5年に一度 | 選択した期間ごと | なし |
メリット | 金利が安い | 一定期間は返済額が固定 | 返済額が固定 |
デメリット | 金利上昇への対策が必要 | 金利上昇への対策が必要 | 金利が高い |
期間固定金利とは固定金利の一種で、まずはじめに期間(3年・5年など)を選び、
その間は金利の変動がなく、期間終了時に変動金利にするか・期間固定を選択するかを選べます。
表を見るとそれぞれメリット・デメリットがあり一概にどちらが良いと言いにくいですね。
変動金利と固定金利のどちらが良いという議論には正解がありません。
住宅ローンに詳しい方々の記事をみても最終的には自己判断で!とまとめられています。
かなり悩みましたが最終的には私は期間固定金利(2年)を選択しました。
期間固定金利を選んだ理由
- できるだけ金利を安くしたかった
- 返済額を固定することで返済計画を立てやすくしたかった
- ライフスタイルに合わせて固定期間を変更できるのが良いと思った
現在は低金利状態が続いていて、しばらくは金利の上昇はないだろうと判断しました。
今のうちに低金利の恩恵を受けておこうという考えです。
逆に低金利のいま、全期間固定金利で金利を固定してしまうのもあり?と
思いましたが返済額が結構上がるため断念しました。
元本が減ってきたタイミングで固定金利にするのも手かなと思っています。
あとは金利の上昇が起きないことを祈るばかりです。
団体信用生命保険(団信)の内容もチェック!
住宅ローンを借りるにあたり金利の他に重要な項目として挙げられるのが
団体信用生命保険(団信)になります。
団信とは、住宅ローン返済者に万が一のことが起きたときに、
返済の手助けをしてくれる保険になります。
ほとんどの人が加入することになります。
団信にはいくつか種類があります。
団体信用生命保険の種類
- 通常の団体信用生命保険
- 三大疾病特約付き団体信用生命保険
- 八大疾病特約付き団体信用生命保険
通常の団体信用生命保険(金利上乗せなしの場合が多い)
契約者が死亡・高度障害などになった場合に保険会社が住宅ローンの返済を行う。
保険料は銀行側が負担してくれる場合が多い。
三大疾病特約付き団体信用生命保険(金利上乗せ+0.2%程度)
通常の団信に追加し、「がん・脳卒中・急性心筋梗塞」になった場合にも保証される。
住宅ローン残高が0円になる条件が各社違うので注意。
八大疾病特約付き団体信用生命保険(金利上乗せ+0.3%程度)
三大疾病に加え、「高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性すい炎」の
五大疾病になった場合にも保証が受けられる。
こちらも保証が受けられる条件・内容に要注意。
金利と同じく団信選びにも頭を悩ましましたが、私は三大疾病付き団信にしようと思っています。
人によってはそこまでの保証はいらないと感じる方もいるかも知れませんが、
私は”備えあれば憂いなし”の精神で行こうと思います。
さいごに
住宅ローンの返済は長い戦いになります。
私の場合、35年です。
新築の楽しみと住宅ローンを抱える不安がありますが、
家族と力を合わせて楽しく過ごせればと思っています。
今回の話が誰かの参考になれば嬉しいです。
それではまた。
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